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2020年 リッポン ティンカーズ フィールド マチュア ヴァイン ピノノワール 750ml ニュージーランド 赤ワイン
Rippon Vineyard & Winery "Tinker's Field" Mature Vine Pinot Noir
赤ワイン 750ml
[産 地]ニュージーランド セントラル オタゴ
[評 価]97点
The 2020 Tinker's Field Mature Vine Pinot Noir is, as per usual, restrained on the nose but concentrated and driven in the mouth. This is a wine immune to hyperbole, and so eloquently of its place, that it is often a wine I am proud to show internationally. It never fails. The tannins are sleek but totally within the wine. The tannins are finely milled, ductile, gray in every respect and delicate but not brittle. The 2020 seems more open-armed than the 2019 before it (not better, not worse—just different), and it is making for pleasurable drinking here today. A beauty. The vines face north and are sheltered and protected behind Ruby Island. The vineyard is warm and on pure schist. 13.5% alcohol, sealed under Diam.
The Wine Advocate (Dec 15, 2023)
2020年のTinker's Field Mature Vine Pinot Noirは、例年通り控えめな香り立ちですが、口中では凝縮感があり力強さを感じさせるワインです。このワインは誇張表現を許さず、その土地を雄弁に語る存在であり、国際的に紹介することに誇りを持てる一本です。その期待を裏切ることはありません。タンニンは滑らかで、ワインに完全に溶け込み、精密に挽かれたような質感を持っています。しなやかで灰色を思わせるニュアンスがあり、繊細でありながら脆さは感じさせません。2020年は、前年の2019年よりもオープンアーム(より開放的)な印象を与えますが、それは優劣ではなく、異なる個性の表れです。本日飲むには非常に心地よい仕上がりで、美しさを備えたワインです。葡萄畑は北向きで、ルビー島の陰に守られています。畑は温暖で純粋な片岩土壌の上に位置しています。アルコール度数13.5%、Diamコルクで封印されています。(直訳)
[輸入元のコメント]
ティンカーズフィールドは、粗い片岩の砂利の古代噴出によって形成され、緩やかで北向きの斜面になっています。濃縮感があり、男性的で力強い味わいです。名前はリッポンをスタートさせたロルフ・ミルズの友人たちからのあだ名Tinkに由来しています。
商品コード : 40910229 |
製造元 : RIPPON |
価格 : 12,540円(税込) |
750ml |
ポイント : 125 |
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ニュージーランド
■RIPPON Vineyard & Winery リッポン ヴィンヤード アンド ワイナリー
元世界的スキーヤーが手がけるビオディナミ農法のピノ・ノワール
1974年、ニュージーランド南島の南端、セントラル・オタゴのワナカの一族が所有する土地へ戻ってきたロルフ・ミルズは、まず実験的にヴィティス・ヴィニフェラのブドウを植えてみたという。
その後、専門家の反対を受けつつも、気候的なデータに勇気づけられ、1982年に商業用のブドウ畑を開墾。1989年に最初のワインをリリースした。
これがセントラル・オタゴにおけるワイン造りのパイオニア、リッポン・ヴィンヤードの始まりである。
今日、リッポン・ヴィンヤードのワインメーカーは息子のニック・ミルズ。彼はフリースタイル・スキーの選手として知られ、21歳の時に国内チャンピオンに輝いたほどの腕前。1998年の長野オリンピックでも期待されたが、数カ月前に膝を痛め、残念ながら夢は打ち砕かれた。
その年に彼はフランスへと渡り、4年間、ジャン・ジャック・コンフュロンやドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで修業。
2002年にリッポンに戻り、ワイン造りの指揮をとることとなった。
ニックはビオディナミ農法と、新世界では珍しく灌漑によらないブドウ栽培を実践。リッポンのテロワールに忠実なワインを生み出すことに取り組み、彼の手がけるピノ・ノワール、リースリング、ゲヴュルツトラミナーなどのワインは、世界で高い評価を受けている。
リッポンの畑はいまだフィロキセラの被害を受けていない、世界でも数少ない畑である。