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2022年 モロー ノーデ シャブリ 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン
Domaine Moreau Naudet Chablis
松澤屋の人気定番シャブリの モロー ノーデ。
白ワイン 750ml
[AOC]シャブリ
[参考評価]90点
This wine can be enjoyed young (2-3 years old) with fish or poultry terrines, or with grilled or poached fish. It also goes well with asparagus, which is normally difficult to match, as well as exotic cuisine: it can handle curries or tandoori dishes and it also balances out the mellow and subtle texture of sushi. Or you could simply drink it as a splendid pre-dinner drink. It harmonizes well with goat cheeses, as well as Beaufort, Comté, or Emmental.
Christy Canterbury, MW (TimAtkin.com) (2024)
このワインは、若いうち(2〜3年)でも、魚や鶏肉のテリーヌ、グリルした魚や茹でた魚と一緒に楽しめます。また、通常は合わせるのが難しいアスパラガスやエキゾチックな料理とも相性が良く、カレーやタンドリー料理にも合いますし、寿司のまろやかで繊細な食感とのバランスも取れます。または、単に素晴らしい食前酒として飲むのもよいでしょう。ヤギのチーズ、ボーフォール、コンテ、エメンタールともよく合います。(直訳)
[コメント]
モローの村名シャブリは、主にシャブリ南部のPréhyプレイやCourgisクルジにある樹齢20〜30年のブドウ畑から造られています。さらに、シャブリとシシェにある区画(プルミエ・クリュのヴォジロー/ヴォグロの畑の下)からもブドウが収穫されます。
ドメーヌはアペラシオン内に30の区画を所有しており、多様な土壌構成や日照を反映したワイン造りを行っています。若木からの果実はすべてバルク販売されているため、全体の品質基準が引き上げられています。
果実は4時間かけて優しく圧搾され、自然酵母で発酵します(シャブリで自然発酵はまだ稀少です)。ワインは主にタンクで熟成し、ゆっくりと時間をかけて育まれます。その後、20ヶ月間澱とともに寝かされますが、これは同等クラスのシャブリに比べてかなり長めの期間です。
このような伝統的な手法や、手摘み収穫、テロワールの質、低収量、十分な熟成度が、ワインに豊かなテクスチャーと塩味を含む奥行き、そして高い品質をもたらしています。
プティ・シャブリと並べて試飲すると、こちらは完熟したネクタリンや柑橘の花のような香りがさらに高く感じられ、口に含むとみずみずしい酸味とともに中盤に引き込むようなテクスチャーが広がります。
果樹園を連想させる清々しい果実味やナッツのニュアンス、塩味のアクセントもあり、さらに完熟グレープフルーツやクレメンタイン(*)のタッチも感じられます。最後には鉱物感が余韻として残り、いつまでも続いてほしいと思わせるミネラルの響きをもたらします。
*小ぶりで甘みのあるオレンジに似た柑橘類の一種、マンダリンオレンジと非常に近い関係にあり、香りが強くジューシーで、酸味と甘味のバランスが良いことから、特に冬季のフルーツとして好まれています。
商品コード : 40148194 |
製造元 : Moreau Naudet |
価格 : 5,830円(税込) |
750ml |
ポイント : 58 |
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フランス
■Moreau Naudet モロー ノーデ
モロー ノーデは17世紀から続く家族経営のワイナリーです。
1929年、I.N.A.O.のメンバーであるアルフレッド ノーデがシャブリ地方の境界を制定しました。
1950年、マリー ノーデはレネ モローと結婚し、それからモロー ノーデとなりました。ロジェ モローが1972年に経営を引き継ぎ、1991年にステファン モローがワイナリーに参加。
ドメーヌでは7haのブドウ畑を所有し、年間およそ5,000本のワインを生産しています。歴史あるドメーヌゆえに、ドーヴィサやラヴノーの畑に隣接した極めて優良な古木の区画を持っています。所有畑で収穫されたブドウの内、シャブリのテロワールが完全に表現されうるもの以外はネゴシアンに売却し、その量は全収穫量のおよそ半分にも及ぶという徹底振りです。
当然評価は高く、シャブリのニュージェネレーションと呼ばれ、ヴァン・ナチュールの旗手の1人として注目された当主のステファンは2016年に急逝し、彼の妻ヴィルジニーがドメーヌを引き継ぎました。モロー ノーデは名だたる大ドメーヌでもなく、小さな蔵が造るシャブリです。しかし近隣の名ドメーヌ(ラヴノー、ドーヴィサ)とともに、"同じ志"でブドウを育て、大ドメーヌでは行き届かない綿密な栽培と醸造をします。当主変更後も欧米での評価は揺るがず、ギド デ メイユール ヴァン ド フランス2019年版で「ドメーヌの弛まぬ努力は昇格に値する」として、二ッ星へ昇格。
モロー ノーデのワインは、ミネラル、果実、酸のバランスが見事なまでに素晴らしく、松澤屋では人気の生産者となっています。