2012年 アルマン ルソー シャンベルタン クロドベズ 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン|ヴィンテージワイン通販サイト

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2012年 アルマン ルソー シャンベルタン クロドベズ 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine Armand Rousseau Chambertin Clos de Bèze Grand Cru
赤ワイン
 750ml
[AOC]シャンベルタン クロドベズ 特級畑

[評 価]97点
Tasted blind at the annual "Burgfest" tasting in Beaune. The 2012 Chambertin Clos de Bèze Grand Cru has a scintillating, effervescent nose, the new oak beautifully interwoven into the complex red cherry, raspberry and pomegranate scents. There is wonderful definition here. The palate is very well balanced with well judged acidity that cuts a swathe through the structured red berry fruit. This is a serious Clos-de-Bèze reserved for long-term ageing. Quite brilliant.
The Wine Advocate(1st Feb 2018)

ボーヌで毎年開催される「ブルクフェスト」テイスティングでブラインド テイスティングしました。2012 年のシャンベルタン クロ ド ベーズ グラン クリュは、きらめくような発泡性の香りで、新しいオーク樽の香りが複雑なレッド チェリー、ラズベリー、ザクロの香りに美しく織り込まれています。素晴らしい明瞭さがあります。味わいは非常にバランスがよく、よく調整された酸味が、しっかりとしたレッド ベリーの果実味を一掃します。これは長期熟成用に取っておかれた本格的なクロ ド ベーズです。非常に素晴らしいワインです。(直訳)
商品コード : 40168001
製造元 : Armand Rousseau
価格 : 660,000円(税込)
750ml
ポイント : 6,600
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フランス

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綺羅星のごときグラン・クリュを所有する
ジュヴレ・シャンベルタンのトップ・ドメーヌ

強豪揃いのジュヴレ・シャンベルタンにおいて、最も尊敬を集めるドメーヌがアルマン・ルソー。
20世紀の初め、ジュヴレ・シャンベルタンに一族の所有する小さな畑を寄せ集めて、アルマン・ルソーがドメーヌを設立。婚姻によって畑を拡張した後、シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ラ・ロッシュ、シャンベルタンなど、フィロキセラ禍と第一次大戦の余波で価格の暴落したグラン・クリュを買い取り、ドメーヌの礎を築いた。

ご多分に漏れず、当初は出来上がったワインを地元の大手ネゴスに桶売りしていたが、世界恐慌によってネゴスの経営環境が厳しくなり、栽培農家のブドウやワインを以前のように買い取れなくなると、ルヴュー・ド・ヴァン・ド・フランスの創始者、レイモン・ボードワンの薦めでマルキ・ダンジェルヴィルなどとともにドメーヌ元詰めを開始。ドメーヌ・ワインのパイオニアとなった。

1959年にアルマンが自動車事故で急逝したため、息子のシャルルがドメーヌを継承。
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやリュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショットを新たに取得することに成功し、ドメーヌの規模を6haから13haまで拡大する。
今日もなお、シャルルは存命だが、ブドウ栽培やワイン醸造については息子のエリックが指揮を執り、2012年には、ディジョンのブルゴーニュ大学で栽培学を修めたエリックの娘、シリエルもドメーヌ入り。次世代の担い手として期待される。

今日、15haを超えるまでに拡大したブドウ畑は圧巻のひと言に尽きる。
このうち村名畑はわずか3haに過ぎず、プルミエ・クリュも4ha弱に止まる一方、グラン・クリュは8haを超える規模なのだ。しかもシャンベルタン、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、マジ・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタン(一部マゾワイエールを含む)、リュショット・シャンベルタンと、ジュヴレに9つあるグラン・クリュのうち6つを揃える豪華絢爛ぶり。さらにプルミエ・クリュの筆頭、クロ・サン・ジャックまで所有する。ルソーに優るライバルなしである。

このドメーヌのモットーとして各クリマの平均樹齢を40年以上に保つことがあり、そのため定期的な植え替えを行っている。それも各クリマが一定以上の面積だからこそ可能なことだ。
ブドウ栽培においては認証こそ取得していないものの、事実上のビオロジックで除草剤や殺虫剤は使用しない。また、エリック・ルソーはブドウの過熟を嫌い、ジュヴレ・シャンベルタンでもかなり早い時期に収穫を始めることで知られる。しかしながらこれこそ、ルソーのワインに共通して感じられる優雅さの鍵であり、各クリマの微妙な違いがワインに反映される秘訣なのだ。

シャンベルタンとクロ・ド・ベーズこそ新樽率が100%に達するが、その他のクリマはたとえグラン・クリュであっても新樽を一切使わない(クロ・サン・ジャックはプルミエ・クリュだが70〜100%の新樽率)。比較的新樽好みの造り手が多いジュヴレ・シャンベルタンにおいて、希有な存在といえるだろう。
シャンベルタンとクロ・ド・ベーズの違いを知りたければ、このドメーヌのワインを並べて試すことだ。グリザールの谷間を吹き抜ける冷風の影響を受けた前者のほうがはっきり堅牢で、後者のほうが肉感的な仕上がりに感じられるはず。
その機会に恵まれるのはなかなか難しいことだが……。

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