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2018年 デュガ ピィ ジュヴレ シャンベルタン レ コルボー トレ V.V. 750ml フランス 赤ワイン
Domaine Dugat-Py Gevrey Chambertin 1er Cru Les Corbeaux Tres Vieilles Vignes
赤ワイン 750ml
[AOC]ジュヴレ シャンベルタン 1級畑
[評 価]92-94点
Aromas of blackberries, cherries, espresso roast, rich soil, peonies and smoky cassis introduce the 2018 Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Corbeaux, a medium to full-bodied, deep and succulent wine that's built around powdery tannin and lively acids. Especially elegant and precise this year, this is an intensely flavored, sapid Corbeaux that was vinified with 70% whole cluster and matured in 66% new oak—a third less than only two years ago.
The Wine Advocate (Jan 10, 2020)
ブラックベリー、チェリー、エスプレッソロースト、豊かな土壌、牡丹、スモーキーなカシスの香りが、ミディアムからフルボディの、パウダリーなタンニンと生き生きとした酸味が特徴の、深みのあるジューシーなワイン、2018年ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ クリュ レ コルボーを紹介しています。今年は特にエレガントで緻密なこのコルボーは、70%が全房で醸造され、66% が新樽で熟成された、濃厚な風味と味わいのコルボーです。これは、わずか 2 年前と比べて 3 分の 1 少ない数字です。(直訳)
[輸入元コメント]
樹齢は50〜90年。ジャムのような甘い香り。そこにエピスの風味と果実の甘さがあわさる。丸みがあり、各要素のバランスがとれた味わい。
商品コード : 40280083 |
製造元 : Bernard Dugat-Py |
価格 : 38,500円(税込) |
750ml |
ポイント : 385 |
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フランス
■Dugat-Py ベルナール デュガ=ピィ
カルト的な人気を誇る生産者
従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇るベルナール・デュガ・ピィ。
当主のベルナール・デュガはとてもエネルギッシュな人物だ。日に焼けた顔。がっしりとした体格、巨大な手。日々、農作業に勤しむ姿がその風貌からも想像される。
近年になってコート・ド・ボーヌにもブドウ畑を広げ、現在、所有畑の総面積は10ha。しかし、その要がジュヴレ・シャンベルタンであることに変わりはない。
村名ジュヴレ・シャンベルタンは複数の区画をアッサンブラージュした「キュヴェ・クール・デュ・ロワ」のほか、単一クリマで醸造される「レ・ゼヴォセル」。1級はフォントニ、コルヴォー、ペリエールをアッサンブラージュした畑名なしのキュヴェのほか、単一クリマものの「プティット・シャペル」「ラヴォー・サン・ジャック」「シャンポー」。特級は「マジ」「シャルム」「マゾワイエール」、そして王様「シャンベルタン」である。
2003年にすべての畑をビオロジック栽培に転換完了した。
ご存知のとおり、特級マゾワイエール・シャンベルタンは隣接するシャルム・シャンベルタンを名乗ることも可能だが、このドメーヌでは別々に醸造している。正確にいえば、マゾワイエールが3分の1混ざったシャルムとマゾワイエール単独のワインがある。
最初に所有したマゾワイエールはシャルムと近接した区画で、土壌的な差が見られなかったため、シャルムに混ぜてひとつのキュヴェとした。
一方、2004年に新たに買い足したマゾワイエールは、グリザールの谷間から流れ出た洪石土により畑の表面を大きな石が覆う。
ワインの性格もまったく違うため、ベルナールは単独のキュヴェにしたという。
試飲の順番はシャルムの後にマゾワイエール。後者のほうが圧倒的に堅牢なスタイルのワインだ。
醸造法はクロード同様、低温マセレーションはなし。一方、完全除梗のクロードに対し、ベルナールはアペラシオンによって梗を残す。
特級についていえば、量の少ないシャンベルタン(量的に恵まれた年でも1樽しか出来ない)とマジは100%全房。
マゾワイエールは60〜70%、シャルムは40〜50%の梗を残している。
1級以上はすべてフランソワ・フレールの新樽100%熟成。
「ジュヴレ・シャンベルタンは長期熟成させるべきワインだから、十分な抽出が必要」というのがベルナールの考え。
たとえ恵まれないヴィンテージであろうとも、彼のワインはとびきり濃厚な色調で人々を驚かせる。だからといって過度に重いワインかといえばそうではない。緻密な構造とキメの細かなタンニンを中心に置きながら、新鮮味(ベルナールは遅摘みをよしとしない)も感じさせるバランスのよさ。熟成させるとこれまた素晴らしい。
ドメーヌでは改革も進んでおり、2016年ヴィンテージよりラベルも変更。2017年には息子のロイクが13代目当主にとして就任。翌年には早速来日プロモーションを行うなど精力的な活動をしている。またFixin Clos de Fixey というモノポール畑も2018年にリリース。進化を続けるドメーヌに世界中から注目が集まる。