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2021年 コント ジョルジュ ド ヴォギュエ シャンボール ミュジニー 750ml フランス 赤ワイン
Domaine Comte Georges de Vogüé Chambolle Musigny
赤ワイン 750ml
[AOC]シャンボール ミュジニー
[評 価]88-90点
The 2021 Chambolle-Musigny Village offers up aromas of sweet berries, exotic spices, orange rind and forest floor, followed by a medium-bodied, supple and fleshy palate that's sapid and melting, with a pretty core of fruit and a perfumed finish.
The Wine Advocate (Feb 01, 2023)
甘いベリー、エキゾチックなスパイス、オレンジの皮、森の床の香りが漂い、ミディアムボディでしなやかで肉厚な味わいが続き、味わい深くとろけるような味わいで、果実味の美しい中心と香り高い余韻が続きます。(直訳)
[輸入元コメント]
先代のヴォギュエ伯爵はドメーヌがプルミエ・クリュより下のワインを造ることを許さず、村名シャンボール・ミュジニーが加わったのは伯爵の没後。しかもこの村名にはおよそ10%、1級畑ボードとフュエのブドウが含まれる。赤い果実の風味に凛としたミネラルが、一直線に舌から脳へと突き抜ける。グラン・クリュやレ・ザムルーズばかりでなく、この村名シャンボールもテロワールを忠実に表現している。
商品コード : 40162768 |
製造元 : Comte Georges de Vogue |
価格 : 71,500円(税込) |
750ml |
ポイント : 715 |
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フランス
■Comte Georges de Vogue コント ジョルジュ ド ヴォギュエ
畑面積 約12ha(ミュジニー6.6ha)
シャンボール ミュジニーを代表する傑出した生産者
世界中のブルゴーニュファンのあこがれのワイン
ミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主
ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。
10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。
ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。
現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。
ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。
ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。
しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。
また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。
特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。
ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。
当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。
伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。その比率は面積にしておよそ10%と大きい。
ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。
10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。
レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。
なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。
その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。