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2014年 ジャン グリヴォ クロ ド ヴージョ 1500ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン
Domaine Jean Grivot Clos de Vougeot Grand Cru
赤ワイン 1,500ml
[ＡＯＣ］クロ ド ヴージョ 特級畑
[評 価］93点
Tasted blind at the Burgfest 2014 tasting, Grivot's 2014 Clos de Vougeot Grand Cru has a tightly wound bouquet with dark berry fruit, incense and a light melted-tar aroma. The palate is medium-bodied with juicy tannin and well-judged acidity. The oak is a little prominent, but it is simpatico with the structure of the wine and just needs a couple of years to be absorbed. It does have a slightly saturnine personality, but it is also a quite sumptuous and beautifully crafted Clos de Vougeot. Tasted September 2017.
The Wine Advocate (Nov 01, 2017)
2014年のブルクフェスト テイスティングでブラインド テイスティングされたグリヴォの2014年クロ ド ヴージョ グラン クリュは、濃いベリー フルーツ、お香、軽く溶けたタールのような香りがする、しっかりとしたブーケです。味わいはミディアム ボディで、ジューシーなタンニンと程よい酸味があります。オークの香りが少し目立ちますが、ワインの骨格と調和しており、吸収されるには2年ほどかかります。少し陰鬱な性格もありますが、非常に豪華で美しく作られたクロ ド ヴージョでもあります。2017年9月にテイスティング。（直訳
）
[輸入元コメント］
クロ・ド・ヴージョには7番目に大きな1.87haの面積を所有。その位置は斜面下部の国道沿いながら、樹齢40年の樹から驚くほど力強いクロ・ド・ヴージョが生まれる。飲み頃には時間のかかるワインだが、頂点に達した時はスミレの香りに包まれ、まろやかな飲み心地。トリュフや湿った土のフレーバーがアフターを彩る。
| 商品コード : 40181482 |
| 製造元 : Jean Grivot |
| 価格 : 68,200円（税込） |
| 1,500ml |
| ポイント : 682 |
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フランス
ベルベットのような喉越しが特徴であり、エレガンスを地で行くドメーヌ。
18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。
現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。祖父のガストンは初めてディジョン大学で醸造学の学士を修めた人物であったという。
今日、ドメーヌ・ジャン・グリヴォは全体で14haほどの畑を所有。本拠地のヴォーヌ・ロマネのほか、ニュイ・サン・ジョルジュにも数々のクリマがある。これはエティエンヌの祖母、マドレーヌが婚資としてもたらしたもの。余談ではあるが、マドレーヌの旧姓もグリヴォといい、ただし両グリヴォ家の間に血縁関係はないらしい。
ガストンの死去にともない、55年にジャンがドメーヌを継承。59年からワインの元詰めを始め、ドメーヌの名声を築いた。
エティエンヌがボーヌの醸造学校を卒業し、ドメーヌ入りしたのは82年。夫人はサヴィニー・レ・ボーヌの名門、ドメーヌ・シモン・ビーズのパトリックの妹であるマリエルだ。若かりし頃、シャンボール・ミュジニーのクリストフ・ルーミエとビーズ家に試飲に出かけ、そこで出会ったマリエルに一目ぼれ。ワイン造りの家系の男とは結婚しないと決めていたマリエルを、何年もかけて口説き落としたという。
エティエンヌ・グリヴォの造るワインはじつにヴォーヌ・ロマネらしい。たおやかで、包容力があり、誠実な印象を受ける。まさにエティエンヌそのものの人物像を写し取ったかのようだ。
ヴォーヌ・ロマネのクリマはそもそもそのような性格だから当然としても、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・プリュリエ、ロンシエール、オー・ブードまでヴォーヌ的なのは驚くかもしれない。
ヴォーヌに近いオー・ブードはとくにその印象が強く、ニュイ・サン・ジョルジュにありがちな骨太で角張った様子がほとんど感じられない。
エレガンスとひと言でいってしまえばよいのだろうか。ベルベットのような喉越しは、このドメーヌのワイン共通の特徴といえるだろう。
