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2004年 ボンスリーヌ コートロティ ラ ガルド 750ml フランス ローヌ 赤ワイン
Bonserine Côte Rôtie La Garde
赤ワイン 750ml
[AOC]コートロティ
[評 価]87?点
The 2004 Cote Rotie La Garde has a beautiful, classic Cote Rotie nose of bacon fat, roasted meats, tapenade, sweet raspberry, and cassis. Again, the attack was impressive, the wine medium-bodied, but the finish angular and acidic. Nevertheless, I still liked it very much but would drink it over the next 3-4 years before the rather delicate fruit fades.
The Wine Advocate (Apr 30, 2007)
ベーコンの脂肪、ローストした肉、タプナード、甘いラズベリー、カシスの美しく古典的なコート ロティのノーズを持っています。繰り返しますが、アタックは印象的で、ワインはミディアムボディですが、フィニッシュは角張っていて酸味があります。それでも、私はまだとても気に入っていましたが、かなり繊細な果実が色あせるまで、今後3〜4年かけて飲み続けるつもりです。(直訳)
[輸入元コメント]
コート・ブロンド、コート・ブリュンヌ、ムートンヌの区画から、最高のブドウのみ厳選して造られるスペシャルキュヴェ。恵まれなかった年には造らない。色調は濃厚で深みがあり、香りは複雑。グリオット、ブラックベリー、スミレに、香ばしい焙煎香。肉感的でボリュームがあると同時に、骨格はしっかり。パワフルだがエレガンスも感じられる。アフターの余韻はすこぶる長い。
商品コード : 40169023 |
製造元 : Bonserine |
価格 : 13,530円(税込) |
750ml |
ポイント : 135 |
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フランス
ギガル傘下ながらスタイルを異にするコート・ロティのドメーヌ
ボンスリーヌは2006年、北部ローヌのスペシャリストであるギガル家が取得したドメーヌ。
コート・ロティに所有するブドウ畑の面積10haは、当時、ギガルに次ぐ広さであった。
ボンスリーヌの名前はシラーの別名「スリーヌ(serine)」に由来する。
1984年に傘下に収めたヴィダル・フルーリィ同様、ギガルはボンスリーヌを独立したドメーヌとして存続させ、醸造責任者も引き続き、ステファン・カレルを登用。完全に吸収してしまったジャン・ルイ・グリッパやド・ヴァルーイとは戦略が異なっている。
ギガルとまったく同じ造りであれば、わざわざ独立したドメーヌにする必要はなく、発酵前の低温マセレーション(ラ・サラジーヌのみ)や、228リットルの小樽のほか650リットルのドゥミ・ミュイを熟成に用いるなど、醸造上、ギガルとの差異が見られる。樽香を抑え、果実のアロマをより強調したスタイルといえる。
コート・ロティは3種類あり、もっともスタンダードな「ラ・サラジーヌ」はコート・ブリュンヌを中心とした6つの区画を混醸。シラーに3%のヴィオニエが含まれる。新樽率80%で24ヶ月の樽熟成。
「ラ・ヴィアリエール」はドメーヌの裏手にある1haの単一区画。コート・ブリュンヌの結晶片岩土壌で、3%のヴィオニエが混ざる。新樽100%で24ヶ月の樽熟成。
「ラ・ガルド」は樹齢50年のシラーのみからなる長期熟成タイプのキュヴェ。新樽100%で36ヶ月の樽熟成だ。
ドメーヌでは1haの区画(エィゲとラ・グランド)からコンドリューも醸造。ドゥミ・ミュイの新樽による発酵で、樽熟成期間は12ヶ月。
またこれら自社畑産のワインを補完する形で、買いブドウからなるネゴスもののワインを「トラディヴァン」の名でリリースしている。
サン・ジョゼフの「レ・ゼディル」とクローズ・エルミタージュの「レ・コロナード」があり、それぞれ古樽のみを用い、24ヶ月の樽熟成が施される。