トップ > 造り手別 > ア行 > アントワンヌ ジョバール > 2020年 アントワンヌ ジョバール ムルソー ジュヌヴリエール 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン
2020年 アントワンヌ ジョバール ムルソー ジュヌヴリエール 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン
Domaine Antoine Jobard Meursault 1er Cru Genevrières
白ワイン 750ml
[AOP]ムルソー 1級畑
[評 価]95点
Jobard's 2020 Meursault 1er Cru Genevrières is brilliant, wafting from the glass with aromas of Nashi pear, buttery pastry, white flowers, oatmeal and crisp stone fruits. Medium to full-bodied, ample and enveloping, it's satiny and seamless, with racy acids, terrific depth and tension and a long, penetrating finish.
The Wine Advocate (Feb 01, 2023)
素晴らしく、梨、バターのようなペストリー、白い花、オートミール、さわやかな核果実の香りがグラスから漂います。ミディアムからフルボディ、豊かで包み込むような味わいで、サテンのようで継ぎ目がなく、際どい酸、驚くほどの深みと緊張感、そして長く浸透する余韻が続く。(直訳)
[輸入元のコメント]
シャルムのリッチさとペリエールのミネラルを両方備えたジュヌヴリエール。白い花、レモン、グレープフルーツ、アカシアの蜂蜜。口に含むと柔らかな果実味に続き、しっかりとした酸。アフターにはミネラルが力強く続く。若いうちから楽しめるが、長期熟成させることでより発展する偉大なワイン。
商品コード : 40152008 |
製造元 : Antoine Jobard |
価格 : 31,680円(税込) |
750ml |
ポイント : 316 |
|
フランス
■Francois et Antoine JOBARD フランソワ エ アントワンヌ ジョバール
■Antoine JOBARD アントワンヌ ジョバール
アントワーヌ ジョバールはフランソワ から
代替わりをし、以前に増して酒質を上げたつくり手。
ミネラルが一筋背骨のように支え、緊張感を伴うエレガント系ムルソー
比較的ぽっちゃりと若いうちから楽しめるものが多いムルソーにあって、ミネラルがビシッと一筋、背骨のように支えるフランソワ・ジョバールのワイン。
息子アントワーヌの時代に入り、長期熟成という父のポリシーを尊重しつつ果実味を充実させ、瓶詰めからほどなくしても味わいやすいタイプへと進化している。
父から子への移譲は進み、ラベル上のドメーヌ名は2002年にフランソワ・エ・アントワンヌ・ジョバール、そして2007年以降はアントワンヌ・ジョバールへと変わった。
ドメーヌは全部で6haのブドウ畑を所有し、すべての畑にシャルドネが植わる。
以前はブルゴーニュ・ルージュとブラニー1級ラ・ピエス・スー・ル・ボワを造っていたが、前者は2003年、後者は2007年に植え替えた。
ラインナップは村名ムルソーが2クリマ(アン・ラ・バール、ティエ)、ムルソー1級が4クリマ(ブラニー、ポリュゾ、シャルム、ジュヌヴリエール)、それに村名ピュリニー・モンラッシェ・トレザンだ。
認証は得ていないものの、畑は事実上のビオロジックであり、除草剤や殺虫剤など化学合成された物質は一切使用していない。
収穫したブドウは圧搾後、3〜4時間のデブルバージュ。これによって不純な雑味を取り除きつつ、上質の澱を混ぜたワイン醸造が可能となる。父フランソワの時代には、デブルバージュを一切していなかったという。
そして小樽発酵。新樽率はフランソワの10%からわずかに増え15%となっている。
控えめにバトナージュを行い、樽熟期間は18ヶ月。年によっては2年近く寝かせる場合もある。
開くのに何年もかかったフランソワ時代と比べればはるかに寛容になったとはいえ、アントワンヌ・ジョバールのムルソーはミネラルを基調とした緊張感をつねに伴う。
白ワインにエレガンスを求める通人にこそおすすめしたい造り手だ。