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2020年 アントワンヌ ジョバール ムルソー ポリュゾ 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン
Domaine Antoine Jobard Meursault 1er Cru Poruzots
白ワイン 750ml
[AOP]ムルソー 1級畑
[評 価]93点
The 2020 Meursault 1er Cru Poruzots exhibits aromas of pear, crisp green apple, freshly baked bread and iodine. Medium to full-bodied, satiny and seamless, it's a layered, elegant, precise wine that concludes with a bright, mouthwatering finish.
The Wine Advocate (Feb 01, 2023)
洋梨、さわやかな青リンゴ、焼きたてのパン、ヨードの香りを示します。ミディアムからフルボディ、サテンのような滑らかな味わいで、層状でエレガントで緻密なワインで、明るく食欲をそそるフィニッシュで終わります。(直訳)
[輸入元のコメント]
ポリュゾはジュヌヴリエールの北に隣接する1級畑で、ミネラルよりもリッチさに勝る。洋梨、グレープフルーツ、アカシアの蜂蜜。凝縮感があり、ボリュームも大きい。芳醇な果実味に柔らかな酸味。若いうちから楽しめるが、長期熟成も可能。
商品コード : 40152007 |
製造元 : Antoine Jobard |
価格 : 24,200円(税込) |
750ml |
ポイント : 242 |
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フランス
ミネラルが一筋背骨のように支え、緊張感を伴うエレガント系ムルソー
比較的ぽっちゃりと若いうちから楽しめるものが多いムルソーにあって、ミネラルがビシッと一筋、背骨のように支えるフランソワ・ジョバールのワイン。
息子アントワーヌの時代に入り、長期熟成という父のポリシーを尊重しつつ果実味を充実させ、瓶詰めからほどなくしても味わいやすいタイプへと進化している。
父から子への移譲は進み、ラベル上のドメーヌ名は2002年にフランソワ・エ・アントワンヌ・ジョバール、そして2007年以降はアントワンヌ・ジョバールへと変わった。
ドメーヌは全部で6haのブドウ畑を所有し、すべての畑にシャルドネが植わる。
以前はブルゴーニュ・ルージュとブラニー1級ラ・ピエス・スー・ル・ボワを造っていたが、前者は2003年、後者は2007年に植え替えた。
ラインナップは村名ムルソーが2クリマ(アン・ラ・バール、ティエ)、ムルソー1級が4クリマ(ブラニー、ポリュゾ、シャルム、ジュヌヴリエール)、それに村名ピュリニー・モンラッシェ・トレザンだ。
認証は得ていないものの、畑は事実上のビオロジックであり、除草剤や殺虫剤など化学合成された物質は一切使用していない。
収穫したブドウは圧搾後、3〜4時間のデブルバージュ。これによって不純な雑味を取り除きつつ、上質の澱を混ぜたワイン醸造が可能となる。父フランソワの時代には、デブルバージュを一切していなかったという。
そして小樽発酵。新樽率はフランソワの10%からわずかに増え15%となっている。
控えめにバトナージュを行い、樽熟期間は18ヶ月。年によっては2年近く寝かせる場合もある。
開くのに何年もかかったフランソワ時代と比べればはるかに寛容になったとはいえ、アントワンヌ・ジョバールのムルソーはミネラルを基調とした緊張感をつねに伴う。
白ワインにエレガンスを求める通人にこそおすすめしたい造り手だ。