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2019年 ジャン グリヴォ ヴォーヌロマネ 1,500ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン
Domaine Jean Grivot Vosne Romanée
赤ワイン 1,500ml
[AOC]ヴォーヌロマネ
[輸入元のコメント]
グリヴォ家がヴォーヌ・ロマネの各地に所有する区画をアッサンブラージュした村名ワイン。まさにヴォーヌ・ロマネの典型ともいえるスタイルをもち、力強さ、豊満さ、そしてエレガントさをすべて兼ね備える。数年の熟成によってさらに開花することは言うまでもなく、エティエンヌ・グリヴォによれば、恵まれない年であっても熟成のポテンシャルは高いという。
商品コード : 40181465 |
製造元 : Jean Grivot |
価格 : 41,580円(税込) |
1,500ml |
ポイント : 415 |
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フランス
ベルベットのような喉越しが特徴であり、エレガンスを地で行くドメーヌ。
18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。
現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。祖父のガストンは初めてディジョン大学で醸造学の学士を修めた人物であったという。
今日、ドメーヌ・ジャン・グリヴォは全体で14haほどの畑を所有。本拠地のヴォーヌ・ロマネのほか、ニュイ・サン・ジョルジュにも数々のクリマがある。これはエティエンヌの祖母、マドレーヌが婚資としてもたらしたもの。余談ではあるが、マドレーヌの旧姓もグリヴォといい、ただし両グリヴォ家の間に血縁関係はないらしい。
ガストンの死去にともない、55年にジャンがドメーヌを継承。59年からワインの元詰めを始め、ドメーヌの名声を築いた。
エティエンヌがボーヌの醸造学校を卒業し、ドメーヌ入りしたのは82年。夫人はサヴィニー・レ・ボーヌの名門、ドメーヌ・シモン・ビーズのパトリックの妹であるマリエルだ。若かりし頃、シャンボール・ミュジニーのクリストフ・ルーミエとビーズ家に試飲に出かけ、そこで出会ったマリエルに一目ぼれ。ワイン造りの家系の男とは結婚しないと決めていたマリエルを、何年もかけて口説き落としたという。
エティエンヌ・グリヴォの造るワインはじつにヴォーヌ・ロマネらしい。たおやかで、包容力があり、誠実な印象を受ける。まさにエティエンヌそのものの人物像を写し取ったかのようだ。
ヴォーヌ・ロマネのクリマはそもそもそのような性格だから当然としても、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・プリュリエ、ロンシエール、オー・ブードまでヴォーヌ的なのは驚くかもしれない。
ヴォーヌに近いオー・ブードはとくにその印象が強く、ニュイ・サン・ジョルジュにありがちな骨太で角張った様子がほとんど感じられない。
エレガンスとひと言でいってしまえばよいのだろうか。ベルベットのような喉越しは、このドメーヌのワイン共通の特徴といえるだろう。