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2013年 ラ プスドール ヴォルネイ クロ ドーディニャック 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン
Domaine de la Pousse d'Or Volnay 1er Cru Clos d'Audignac (Monopole)
赤ワイン 750ml
[AOC]ヴォルネイ 1級畑
[評 価]90-92点
The 2013 Volnay Clos d’Audignac 1er Cru has a more laconic bouquet compared to the other Volnay premier crus at the moment, with fleeting glimpses of mulberry and gravelly scents. The palate is medium-bodied with crisp, tensile tannins, very fine focus and plenty of fresh citrus fruit on the finish. There is a conspicuous sense of structure and symmetry here.
The Wine Advocate Dec 30, 2014
現時点での他のヴォルネー プルミエ クリュに比べて簡潔なブーケがあり、桑の実や砂利の香りが一瞬垣間見えます。味わいはミディアムボディで、さわやかで張りのあるタンニン、非常に繊細な焦点があり、余韻には新鮮な柑橘類がたっぷりと感じられます。ここには顕著な構造と対称性の感覚があります。(直訳)
[輸入元のコメント]
0.8ヘクタール、5,000本に相当する面積。ドメーヌの建物の前の、とても日当たりの良い畑。そのため繊細さ、優雅さが特に際立つワインとなる。
商品コード : 40154091 |
製造元 : Domaine de la Pousse d'Or |
価格 : 12,804円(税込) |
750ml |
ポイント : 128 |
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フランス
■de la Pousse d'Or ド ラ プスドール
1997年からが新時代の始まり 最先端を纏うヴォルネイの歴史的古参。
かつてロマネ・コンティのオーナーであったデュヴォー・ブロシェ家の所有地の一部が、ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール。
1964年、投資家たちにより再構築され、その時に醸造長となったのがジェラール・ポテルであった。
やがて、ポテルが株式の半分を取得し、もう半分をオーストラリアの投資家たちが所有していたが、1997年にポテルが急死。
ドメーヌは売りに出され、これを購入したのが先代のパトリック・ランダンジェである。
彼は医療機械、とくに整形外科のビジネスで成功した人物だがヴォーヌ・ロマネに別荘をもっており、いつかは畑を買い、この別荘をドメーヌにしたいと夢想していた。そんな折、プス・ドール売却の話を耳にしたという。
手に入れるや否や、200万〜300万ユーロの資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新。1999年に完成した醸造施設は6層構造になっており、収穫から醸造、樽熟成、瓶詰めまで、ポンプを一切使わず重力でブドウ果汁やワインが流れる仕組みになっている。
ランダンジェが投資したのは設備だけに止まらず、ブドウ畑の拡張も盛んに行われている。
1998年にコルトン・クロ・デュ・ロワ(1.45ha)とコルトン・ブレッサンド(0.48ha)を手に入れ、2004年にピュリニー・モンラッシェ1級カイユレ(0.73ha)。
そして2008年にはシャンボール・ミュジニーのドメーヌ・モワンヌ・ユドロを買い取り、村名シャンボール・ミュジニー(1.41ha)、1級のグロゼイユ(0.52ha)、フースロット(0.42ha)、シャルム(0.19ha)、レ・ザムルーズ(0.20ha)、そして特級ボンヌ・マール(0.17ha)をラインナップに収めた。
その代わり、2009年にサントネイ1級のグラヴィエールは売却。
ブドウ栽培はすべてビオロジック農法がとられていたが、2015年から畑の責任者としてユベール・ロシニョール氏を迎え、ビオディナミへの転換がスタート。
赤ワインの醸造では木桶とステンレスタンクを併用し、7日間の低温マセレーションの後、日に2回のピジャージュをしながら長いキュヴェゾンを施す。樽熟成は1級で1/3、特級で40%前後。トータルで15ヶ月間。
白ワインは圧搾後、24時間のデブルバージュを経て、樽発酵、樽熟成。ただしただの小樽ではなく350リットルの中樽を用いる。新樽比率は50%。
ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールのワインはピュアで洗練されている。 果実味、酸、そしてタンニン、それぞれの要素が高次元でバランスよくまとまり、若いうちから十分に楽しめ、熟成にも耐え得るタイプだ。 とくにブルゴーニュ大公家が所有し、その後フランス王家のものとなったとされる、このドメーヌのモノポール「クロ・ド・ラ・ブス・ドール」は、力強さとエレガンスのせめぎ合いが面白いワインである。
2018年、パトリック・ランダンジェの息子 ブノワ・ランダンジェが当主に就任。エンジニアのバックグラウンドを持ちながら、ワインにも関わり、2014から2017ヴィンテージまで父と共に醸造に携わった。
2018年から遂に彼ひとりで醸造したヴィンテージとなるが、ドメーヌが所有するその卓越したテロワールをもつ区画から最高のワインを造るべく、ブノワは“正確さ”を常に追求する。
ビオディナミへの転換の他、醸造ではアンフォラを採用するなど、ドメーヌはさらなる発展を続けている。新当主を迎え、今後の進化に目が離せない。