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2017年 フェウド モントーニ ネーロ ダヴォラ ヴルカラ 750ml イタリア シチリア 赤ワイン
Feudo Montoni Sicilia Nero d'Avola Vrucara
赤ワイン 750ml
[DOC]シチリア
[評 価]94点
Tasted from magnum, the Feudo Montoni 2017 Sicilia Nero d'Avola Vrucara is a certified organic expression of Sicily’s vinous protagonist, Nero d'Avola, from a single vineyard planted to ancient pre-phylloxera vines. The fruit is dark and shows medium concentration, pointing to the hot and dry conditions of this growing season. But this native grape thrives in hot weather, allowing for plenty of aromatic expression and depth. Black cherry opens the bouquet, but it follows softly to toasted nut, sweet potting soil and cured tobacco. Ultimately, this is more of a mid-weight wine than it is an all-out, full-bodied expression. This lighter approach gives this red an extra layer of elegance and grace, with some fruity sweetness on the close. This release of 4,600 bottles will comfortably hold past the 10-year mark.
The Wine Advocate Nov 19, 2021
マグナムからテイスティングされたフェウド モントーニ 2017 シシリア ネロ ダーヴォラ ヴルカーラは、フィロキセラ以前の古代のブドウの木が植えられた単一のブドウ畑から作られた、シチリアのワインの主役、ネロ ダーヴォラの認定されたオーガニック表現です。果実は色が濃く、中程度の濃度を示しており、この生育期の暑くて乾燥した条件を示しています。しかし、この在来種のブドウは暑い気候でも生育し、豊かな香りの表現と深みを可能にします。ブラックチェリーがブーケを開きますが、トーストしたナッツ、甘い培養土、塩漬けタバコが優しく続きます。結局のところ、これは完全でフルボディのワインというよりは、中重量級のワインです。この軽いアプローチにより、この赤にエレガンスと優雅さがさらに加わり、最後にはフルーティーな甘さが加わります。この4,600ボトルのリリースは、10年のマークを余裕で超えて保持されます。(直訳)
商品コード : 40156688 |
製造元 : Feudo Montoni |
価格 : 8,250円(税込) |
750ml |
ポイント : 82 |
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フランス
■Feudo Montoni
フェウド モントーニの歴史は19世紀末、現当主ファビオの祖父であるロザリオ シレッチにより始まりました。ワインが造られる場所は1469年、シチリアの中心部に位置するヴィッラノーヴァの領地で、高貴なアラゴン家のアバテリスにより建てられたバーリオ(典型的なシチリアの広場の建物)と同じ土地です。
この土地の潜在性については、1595年教皇シスト5世の農学者であり医者であるアンドレア バッチが、イタリアの醸造学の最初の著作である「De Naturali Vinorum Historia」で、この地で生産されるワインの栽培の伝統と品質を絶賛しています。
祖父のロザリオはこの土地の特異な特徴と生物多様性を認識して購入しました。彼はペリコーネ、ネーロ ダヴォラ、カタラットなどの古代のブドウ畑を見つけ、特にこれらのブドウから造られるワインの優雅さに魅了されました。
フェウド モントーニがあるシチリアの中心部は、古代ローマ時代から、「ローマ帝国の穀倉地帯」と呼ばれて おり、黄金色のデュラム小麦の広大な畑が広がる土地の中で、モントーニの緑のブドウ畑は600年以上繁栄してきました。 何世紀にも わたり、小麦畑はモントーニの高地のブドウ畑を他の風景から「自然に孤立」させ、古代のブドウ品種が保護される「島」を作り出してきました。
「モントーニの島」は約80haに広がり、海抜500から700mの高さに位置しています。ブドウ樹は硬い山の斜面にあり、すべて東向きで、砂質から粘土質の土壌に育っています。ファビオはこれまで30年間、祖父と父の仕事を引き継ぎ、古代の植物とそのブドウの守護者としての役割を果たしてきました。
彼は自分の使命がいかに重要であるかを認識し、未来に目を向けるために過去を研究しながら、ブドウ畑から醸造所までの生産プロセスの各段階に自ら積極的に関わり、ワインを造り続けています。