トップ > 造り手別 > ハ行 > ファミーユ ミジャヴィル > 2019年 ファミーユ ミジャヴィル ル ヴェルサン 750ml フランス ボルドー 赤ワイン
2019年 ファミーユ ミジャヴィル ル ヴェルサン 750ml フランス ボルドー 赤ワイン
Famille Mitjavile Le Versant
赤ワイン 750ml
[AOC]カスティヨン コート ド ボルドー
[輸入元コメント]
ル・ヴェルサン ルルは新たに、2019年がファーストヴィンテージとなる「ル・ヴェルサン」もスタート。サン・ジェーヌ・ド・カスティヨンの高台に位置し、サン・テミリオンとの境界線にある畑。 土壌は粘土石灰質で、時間をかけた成熟が可能で、規則正しい生育が可能なテロワールであるため、メルロにとって理想的な長い育成サイクルを促す。 そのためワインは豊かで濃厚、深みがあり、緻密でやわらかいタンニンが特徴。このワインのみステンレスタンクとセメントタンクが用いられるが、コンセプトはミジャヴィルの他のワインと異にしない。
商品コード : 40804522 |
製造元 : Famille Mitjavile |
価格 : 4,400円(税込) |
750ml |
ポイント : 44 |
|
フランス
■Famille Mitjavile ファミーユ ミジャヴィル
フランソワ・ミジャヴィルが、義父から相続したサン・テミリオン南東部の高台にある地所からシャトー・テルトル・ロトブフの生産を始めたのは1978年。それを飲んだ愛好家に衝撃を与えた。
以来ボルドー右岸の名手、メルロのスペシャリストとしてのミジャヴィル家の歴史がはじまる。今でこそサン・テミリオンの高い品質は確立されたものではあるが、彼らは当時からその高みにあり、 実際に1980年代半ばからミジャヴィル家はサン・テミリオンのイメージを革命的に変化させた。
フランソワ・ミジャヴィルは、シャトー・フィジャックにて、伝説的なオーナー、ティエリー・マノンクールの元でワインメーカーとして働いた経験をもつ。 フランソワにとって「偉大なワインは熟成から」であり、彼のワインを偉大にするのはまさに熟成である。実際、全ての果汁はマセラシオン後、新樽に移され、 その後全ての行程は新樽の元で行われる。樽熟も2〜3年に亘る。故に使用する樽には大いにこだわる。その年の葡萄の状態を見てオーダーされる樽は、 含まれるタンニン等、フランソワ自らその質を木毎に分析して性質を把握し、35年来の付き合いがあるトノリエに適した木を使って組まれるようにリクエストされている。
ミジャヴィル・ファミリーのワインは、どのシャトーも1銘柄しか造らない。つまり、セカンドワインがない。これは全体をアッサンブラージュしたものが、その土地の味わい、 ヴィンテージの特徴だという哲学を持つからである。造りのコンセプトはいずれのワインも同じ。違いはそれぞれの土壌やクリマ、そのヴィンテージの要素を加味し対応をわずかに変えるという事のみ。 収穫は極力遅らせ、果実が過熟になるすぐ手前の状態まで熟し、かつ、フレッシュさを失っていないピンポイントの時点で収穫する。明日収穫すると決めたら1〜2日ですべて収穫を終える。 ぶどうの選別は畑で行い、直ちに除梗、破砕せずに発酵槽へ入れる。最高に熟した高品質のぶどうのみがワインとなる。発酵が始まると温度は30〜31℃に保たれ、約一週間で発酵を終える。 その間、ピジャージュはせずルモンタージュのみ。アルコール発酵は一週間程度だが、その後3週間ほど浸漬、その後プレス、プヌマティックプレス機を使い、圧を適正に調整することで、雑味の出るのを避ける。その後、樽へ移し熟成させる。