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2016年 ドメーヌ ルイ ジャド ジュヴレ シャンベルタン クロ サン ジャック 750ml フランス 赤ワイン
Domaine Louis Jadot Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint Jacques
赤ワイン 750ml
[AOC]ジュヴレ シャンベルタン 1級畑
[評 価]94点
Tasted from bottle, the 2016 Gevrey-Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jacques (Domaine Louis Jadot) is one of the most reticent wines in the Jadot portfolio this year, reluctantly unfurling in the glass with notes of red berries, rose petals, forest floor and cedary new oak. On the palate, the wine is medium to full-bodied, velvety and concentrated, with a deep, multidimensional core, rich structuring tannins and bright acids, concluding with a notably long and expansive finish. While there is considerable upside here for the patient, this will demand significant bottle age. While the 2015 rendition is more flamboyant, the 2016 may well rival it in ultimate quality.
Issue 242 End of April 2019, The Wine Advocate(1st May 2019)
ボトルから試飲した2016年のジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ クロ サン ジャック (ドメーヌ ルイ ジャド)は、今年のジャドのポートフォリオの中で最も寡黙なワインの1つで、グラスの中で躊躇しながら、赤いベリー、バラの花びら、森の床、杉のような新しいオークのニュアンスが広がります。口に含むと、ワインはミディアムからフルボディでビロードのような凝縮感があり、、深く多面的な核、豊かな構造を持つタンニン、明るい酸味が感じられます。特筆すべき長く広がる余韻で締めくくられます。辛抱強い人にとってはかなりの利点がありますが、このワインは相応の熟成期間を要するでしょう。2015年の演出はより派手ですが、2016年は究極の品質においてそれに匹敵する可能性が十分にあります。(直訳)
[輸入元のコメント]
クロ・サン・ジャック は南東に広がり 、粘土、泥灰土を含む石灰質土壌です。グラン・クリュに匹敵するほどの有名なこのプルミエ・クリュは、5つの所有者のみに分けられています。クロ・サン・ジャックの畑の個性から力強さと繊細さのバランスが絶妙に取れた複雑さが際立つワインです。
商品コード : 40136955 |
製造元 : Louis Jadot |
価格 : 34,650円(税込) |
750ml |
ポイント : 346 |
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フランス
■Louis Jadot ルイ ジャド
銘醸畑に彩られたルイ・ジャドの歴史
ルイ・ジャド社は1859年に、由緒あるブドウ栽培家としての歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・
ドゥニ・ジャドによって創設されました。
1794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの総面積の半分や、
1826年に取得したボーヌ・ヴィーニュ・フランシュのプルミエ・クリュで、現在までモノポールであ
るクロ・デ・ズルシュールに加え、ブルゴーニュの銘醸格付け畑を次々に取得し、現在約210ha以
上の自社畑を所有するブルゴーニュ有数の大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提供
するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。
テロワールを反映した個性豊かなワイン造り
ルイ・ジャド社のワイン造りの目的は、自らが誇りとするブルゴーニュの真のテロワールを、それぞ
れのワインを通じて表現することであり、長い将来にわたってそのテロワールが維持されていくこ
とです。そのために、約20年以上前から化学肥料や農薬の使用を排除し、伝統的な手法を採用し
てきました。数年程前からは、ボーヌ周辺など一部の畑でビオディナミ農法を実践しています。醸造
は天然酵母を使用し、じっくりと時間をかけて行います。1997年にはボーヌ郊外に最先端の設備
を備えたラ・サブリエール醸造所が、また、2008年にはコート・シャロネーズのジヴリにブルゴー
ニュ・ジェネリック専用の醸造施設が完成し、ルイ・ジャド社のワインの品質をさらに高めるに至っ
ています。
自社畑のほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュ
ルイ・ジャド社がコート・ドール地区に所有する自社畑のほとんどがグラン・クリュとプルミエ・ク
リュで占められていることは特筆すべき点です。それらはその所有形態に応じて、「ドメーヌ・デ・エ
リティエ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ガジェ」、「ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタ」等に分かれ、それぞれワインのラベルに明記されています。さらに、1996年にはムーラン・
ア・ヴァンなどに畑を持つボージョレの名門ワイナリー「シャトー・デ・ジャック」を、2008年にはプ
イイ・フュイッセの中心に15haの畑を持つトップ・ドメーヌとして名高い「ドメーヌ・フェレ」を獲得
し、ブルゴーニュにおけるポートフォリオを更に充実させました。
ワインの神バッカスを施したルイ・ジャド社のラベル
ルイ・ジャドのラベルで販売されるワインは、すべてブルゴーニュ地方のA.O.C.格付けのワインで、
すべてのワインに、ギリシャ神話に登場するワインの神バッカスを施したデザインのラベルが用い
られています。これは、ルイ・ジャド社が創設当初から、グラン・クリュからシンプルなA.O.C.ブル
ゴーニュに至るまで、すべてのアぺラシオンに対して同等の価値を置き、同等の熱意を持ってワイ
ン造りを行っていることを示しています。縁取りが施されたバッカスの顔と、淡いイエローのラベル
は、常に変わらず、一目でルイ・ジャド社のワインであることが分かります。