トップ > 造り手別 > ナ行 > ヴィコント ド ヌ マリニッチ > 2019年 マリニッチ ソーヴィニヨン ゴリシュカ ブルダ 750ml スロヴェニア 白ワイン
2019年 マリニッチ ソーヴィニヨン ゴリシュカ ブルダ 750ml スロヴェニア 白ワイン
Vicomte de Noue Marinic (La gamme Marinic) Sauvignon Goriška Brda
白ワイン 750ml
[生産地]スロヴェニア ゴリシュカ・ブルダ地方
[品 種]ソーヴィニヨン ブラン
マリニッチ シリーズ ドメーヌで最もベーシックなシリーズ。自然な農法で栽培された最高のブドウのみを手摘みで収穫し、伝統を重んじたクラシックな製法で造られます。複雑かつクリーンな味わいで、最初の一口から最後の一口まで楽しめる造りに仕上がっています。
[評 価]88点
The 2019 Marinic Sauvignon was aged in a 75/25 mixture of stainless steel and used French oak. It comes in at 13.8% alcohol. Fresh and rather pure, despite that bit of oak, this has some of the typical green nuances that we often find in Sauvignon Blanc but in a fairly restrained fashion. Then, it is textured, elegant and focused, showing just great right now, with some tension on the finish. The concentration is good too. It's a nice offering at a very nice price. It wouldn't be the one I would necessarily choose for long-term aging, though. It may hold a bit, but drink it on the younger side for best results, no matter how long it theoretically holds. Being fresh and lively is the point of this wine's existence. It should be a lot of fun next summer. Sourced from 28-year-old vines, there were just 2,700 bottles produced.
December 2020 Week 2, The Wine Advocate(11th Dec 2020)
2019 年のマリニック ソーヴィニヨンは、75/25 のステンレス スチールと使用されたフレンチ オークの混合物で熟成されました。アルコール度数は13.8%です。フレッシュでかなりピュア、わずかにオークが感じられるにもかかわらず、ソーヴィニヨン・ブランによく見られる典型的なグリーンのニュアンスがいくつかありますが、かなり抑制されています。その後、テクスチャーがあり、エレガントで集中しており、今のところ素晴らしいものを示しており、フィニッシュにいくらかの緊張があります。集中力もいいです。それは非常に良い価格で素晴らしい提供です。とはいえ、私が長期熟成のために必ずしも選ぶものではないだろう。少しは持続するかもしれませんが、理論的にどれだけ長く持続しても、最良の結果を得るには若いうちに飲んでください。フレッシュで生き生きとしていることがこのワインの存在のポイントです。来年の夏もきっと楽しいはずです。樹齢 28 年のブドウから調達されたワインは、わずか 2,700 本しか生産されませんでした。(直訳)
商品コード : 40156418 |
製造元 : Vicomte de Noue Marinic |
価格 : 2,860円(税込) |
750ml |
ポイント : 28 |
|
スロヴェニア
■Vicomte de Noue Marinic
ブルゴーニュのノウハウとスロヴェニアの栽培経験が融合
スロヴェニア西部のゴリシュカ・ブルダ地区は、西側にイタリア、 フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州と接する国境の産地。地名にある 「Brda(ブルダ)」はイタリア名でコリオ(Colio)と呼ばれ、いずれも 「丘」の意味。
ドメーヌ・ヴィコント・ド・ヌ-マリニッチはこの地の丘陵にある ワイナリーで、イタリア国境から5キロほどの距離に位置する。丘の 斜面に階段状に開かれている畑は、片岩状の石灰岩が薄い表土の 下に有る為、根は地中深く伸びる事が出来る。また北方に位置する アルプスから、南のアドリア海に向かって吹き降ろされる強い風に よって、畑の衛生状態は自然に保たれる。
ドメーヌの共同経営者のシャルル・ルイ・ド・ヌは、ピュリニー・ モンラッシェの第一人者であるドメーヌ・ルフレーヴの創業者、 ジョゼフ・ルフレーヴの曾孫。現在のルフレーヴ当主のブリス・ド・ラ・ モランディエールの祖父ジョーは、シャルル・ルイの祖母ジャンヌの 弟という間柄。この地をブルゴーニュとも比較しうる優秀な土壌と 注目したシャルル・ルイは、古くから交流があるスロヴェニア人の アリス・マリニッチと共に2019年にドメーヌを立ち上げた。
かつて18世紀、オーストリア大公マリア・テレジアによって9つの クラス分けで格付けされていた銘醸畑がこの地に存在した。残念なが らその格付けの継承は途絶え、現在では、それらの畑も耕作放棄され ていた状態であったが、シャルル・ルイの尽力で見事にその輝きを取り 戻した。ドメーヌでは当時の格付けの中でも上位である1級から5級ま での畑を所有。この格付け畑の末裔から産まれたワインは、エリゴー ヌ・シリーズとヴィコント・ド・ヌ・マリニッチ・シリーズで味わえる。
ブルゴーニュのノウハウとスロヴェニアの栽培経験とが融合した プロジェクトとして、注目を集めたヌ・マリニッチは、スロヴェニアと、 その隣国イタリアのプレスに大きく取り上げられ、初ヴィンテージの 2019年から早くも評価は高く、ウリアージ、サドレル、ピペロ・ローマ などのイタリアの星付きレストランで供されている。
ドメーヌは以下の3つのシリーズを現在リリースしている。
La gamme Marinic / マリニッチ・シリーズ
自然な農法で栽培した最高ブドウを手摘みし、伝統を 重んじたクラシックな製法で造られた複雑かつクリーン な味わい。最初から最後の一口まで楽しめる仕上がり。
La gamme Erigone / エリゴーヌ・シリーズ
ポンカ土壌(砂岩の泥灰土とシスト状の石灰岩)から なる段丘の斜面にある畑は、常に風通しがよく、健康な葡萄を育つ。 エレガントでミネラリー、美しい酸が特徴。
La gamme Vicomte de Noue Marinic / ヴィコント・ド・ヌ・マリニッチ・シリーズ
化学合成物質を使わないナチュラルな栽培。高品質な 葡萄で、エレガントでミネラリー、かつリッチさが加わり、 複雑で余韻の長い味わえるプレステージシリーズワイン。