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2013年 パトリック ジャヴィリエ サヴィニー レ ボーヌ レ セルパンティエール 750ml フランス 赤ワイン
Domaine Patrick Javillier Savigny Les Beaune 1er Cru Les Serpentières
赤ワイン 750ml
[AOC]サヴィニー レ ボーヌ 1級畑
[評 価]85-87点
Raised in around 35% new wood, the 2013 Savigny lès Beaune 1er Cru les Serpentières has an airy wild strawberry bouquet that needs to develop more vigor by the time of bottling. The palate is quite masculine and showing rather rustic when I tasted it from vat, while I felt that the wood just jutted out a little on the finish. Let’s see how this turns out in bottle.
216, The Wine Advocate(30th Dec 2014)
約 35% の新木で育てられた 2013 年のサヴィニー レ ボーヌ 1er クリュ レ セルパンティエールは、ボトリングまでにさらに活力を増す必要がある風通しの良い野生のイチゴのブーケを持っています。味わいはかなり男性的で、樽からテイスティングすると素朴な印象を与えますが、後味には少し木材がはみ出ているように感じました。これがボトルでどのようになるか見てみましょう。(直訳)
[輸入元コメント]
セルパンティエールは真南を向いた石ころだらけの1級畑。石灰質も強く、ミネラルのしっかりした赤ワインが生み出される。日当たりの良さから果実味はたっぷりとしているが、その一方、ミネラルがボディを引き締め、酸のバランスも良好。余韻もすこぶる長い。
商品コード : 40151597 |
製造元 : Patrick Javillier |
価格 : 6,490円(税込) |
750ml |
ポイント : 64 |
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フランス
ドメーヌ入りした娘が赤ワインを担当 次のステージへ向かうムルソーの造り手
ムルソーのパトリック・ジャヴィリエも娘のマリオンがドメーヌ入りし、次のステージへと向かい始めた。
ジャヴィリエ家はムルソーで何代も続く栽培農家の家系だが、ブドウ畑の面積は小さく、パトリックの父、レイモンは農作業の傍らワインの仲買人をせざるを得なかった。
パトリックは1973年にディジョンの大学で醸造学のディプロマを取得し、翌1974年に初めて自分の責任のもと、収穫、醸造を行っている。
ドメーヌは1980年代から1990年代にかけて、ブドウ畑を急速に拡大。
ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、ポマール、そして特級コルトン・シャルルマーニュも手に入れた。
さらに妻の実家の畑を賃貸耕作し、ペルナン・ヴェルジュレスやアロース・コルトンも手がけるに至っている。
現在、賃貸も含めた所有畑の総面積は9ha弱だ。
ここでは「キュヴェ・オリゴセーヌ」「キュヴェ・デ・フォルジェ」と名付けられた2種類のブルゴーニュ・ブランを造っているが、前者はピュリニー寄り、後者はヴォルネイ寄りの区画から生み出されるワイン。テロワールの違いにより、前者はよりミネラルが強く、後者はリッチなスタイルとなる。
村名ムルソーにも2つのキュヴェ「レ・クルゾ」と「テット・ド・ミュルジェ」というキュヴェがあり、前者はムルソー山の頂上の真下にあるレ・クルーと1級ポリュゾの下に位置するレ・クロトのアッサンブラージュ。後者は石切り場の下にある東向き斜面のカス・テットと、ヴォルネイ寄りで西向き斜面のミュルジェ・ド・モンテリーとのアッサンブラージュだ。
性格の異なる区画同士の組み合わせが、独特のバランスと複雑味を見せる。
ドメーヌの看板である白ワインの醸造はいまだ父パトリックが譲る気配はないが、赤ワインの醸造に関しては2008年から、娘のマリオンが全責任を負っている。
赤ワインの造りで特徴的なのは、ピジャージュを行わず、もっぱらルモンタージュで優しい抽出をすること。
さらに2009年よりマリオンの発案で、さらに優しいデレスタージュをアルコール発酵の終わりに行うようになった。
新樽率も適度で樽香がくどいこともなく、非常にバランスのとれたワインを造るジャヴィリエ。
若いうちから楽しめる、スタイリッシュなムルソーだ。