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2013年 デュガ ピィ ジュヴレ シャンベルタン シャンポー V.V. 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン
Domaine Bernard Dugat-Py Gevrey Chambertin 1er Cru Champeaux Vieilles Vignes
赤ワイン 750ml
[AOC]ジュヴレ シャンベルタン 1級畑
[評 価]92-94点
The 2013 Gevrey-Chambertin 1er Cru Champeaux had a touch of reduction on the nose, but there is clearly plenty of ripeness with lush black cherry and cassis aromas, here a little better defined than, say, the Fonteny at the moment. The palate is underpinned by silky smooth tannins, a crisp line of acidity and a nicely poised, harmonious finish that will be nigh irresistible. Superb.
216, The Wine Advocate(30th Dec 2014)
2013 ジュヴレ・シャンベルタン 1er Cru Champeaux は、ノーズがやや控えめだったが、明らかに豊かな熟度があり、みずみずしいブラック チェリーとカシスのアロマがあり、現在のフォンテニーよりも少しはっきりと定義されている。シルキーで滑らかなタンニン、すっきりとした酸味、バランスのとれた調和のとれた後味が魅力的です。素晴らしいです。(直訳)
[輸入元コメント]
レゼヴォセルの隣に位置する1級畑。表土が浅く、しばしば母岩が露出している。果実味豊かでよく熟したダークチェリーのアロマが華やかに香る。タンニンは角が取れて滑らかな一方、ミネラルがワインにストラクチャーを与えている。エレガントなスタイルをしたワイン。
商品コード : 40305081 |
製造元 : Dugat-Py |
価格 : 37,389円(税込) |
750ml |
ポイント : 373 |
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フランス
カルト的な人気を誇る生産者
従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇るベルナール・デュガ・ピィ。
当主のベルナール・デュガはとてもエネルギッシュな人物だ。日に焼けた顔。がっしりとした体格、巨大な手。日々、農作業に勤しむ姿がその風貌からも想像される。
近年になってコート・ド・ボーヌにもブドウ畑を広げ、現在、所有畑の総面積は10ha。しかし、その要がジュヴレ・シャンベルタンであることに変わりはない。
村名ジュヴレ・シャンベルタンは複数の区画をアッサンブラージュした「キュヴェ・クール・デュ・ロワ」のほか、単一クリマで醸造される「レ・ゼヴォセル」。1級はフォントニ、コルヴォー、ペリエールをアッサンブラージュした畑名なしのキュヴェのほか、単一クリマものの「プティット・シャペル」「ラヴォー・サン・ジャック」「シャンポー」。特級は「マジ」「シャルム」「マゾワイエール」、そして王様「シャンベルタン」である。
2003年にすべての畑をビオロジック栽培に転換完了した。
ご存知のとおり、特級マゾワイエール・シャンベルタンは隣接するシャルム・シャンベルタンを名乗ることも可能だが、このドメーヌでは別々に醸造している。正確にいえば、マゾワイエールが3分の1混ざったシャルムとマゾワイエール単独のワインがある。
最初に所有したマゾワイエールはシャルムと近接した区画で、土壌的な差が見られなかったため、シャルムに混ぜてひとつのキュヴェとした。
一方、2004年に新たに買い足したマゾワイエールは、グリザールの谷間から流れ出た洪石土により畑の表面を大きな石が覆う。
ワインの性格もまったく違うため、ベルナールは単独のキュヴェにしたという。
試飲の順番はシャルムの後にマゾワイエール。後者のほうが圧倒的に堅牢なスタイルのワインだ。
醸造法はクロード同様、低温マセレーションはなし。一方、完全除梗のクロードに対し、ベルナールはアペラシオンによって梗を残す。
特級についていえば、量の少ないシャンベルタン(量的に恵まれた年でも1樽しか出来ない)とマジは100%全房。
マゾワイエールは60〜70%、シャルムは40〜50%の梗を残している。
1級以上はすべてフランソワ・フレールの新樽100%熟成。
「ジュヴレ・シャンベルタンは長期熟成させるべきワインだから、十分な抽出が必要」というのがベルナールの考え。
たとえ恵まれないヴィンテージであろうとも、彼のワインはとびきり濃厚な色調で人々を驚かせる。だからといって過度に重いワインかといえばそうではない。緻密な構造とキメの細かなタンニンを中心に置きながら、新鮮味(ベルナールは遅摘みをよしとしない)も感じさせるバランスのよさ。熟成させるとこれまた素晴らしい。
ドメーヌでは改革も進んでおり、2016年ヴィンテージよりラベルも変更。2017年には息子のロイクが13代目当主にとして就任。翌年には早速来日プロモーションを行うなど精力的な活動をしている。またFixin Clos de Fixey というモノポール畑も2018年にリリース。進化を続けるドメーヌに世界中から注目が集まる。