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2021年 ボンスリーヌ コンドリュー 750ml フランス ローヌ 白ワイン
Bonserine Condrieu
白ワイン 750ml
[AOC]コンドリュー
[輸入元コメント]
100%新樽発酵だが、600Lのドゥミミュイ(中樽)を用いる。輝きのある黄金色。白い花、アプリコット、蜂蜜、それにオークの香ばしいフレーバー。リッチでオイリーなテクスチャー。たっぷりとしたボリューム感があり、アフターにほのかなミネラルを感じさせる。
商品コード : 40169022 |
製造元 : Bonserine |
価格 : 8,800円(税込) |
750ml |
ポイント : 88 |
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フランス
ギガル傘下ながらスタイルを異にするコート・ロティのドメーヌ
ボンスリーヌは2006年、北部ローヌのスペシャリストであるギガル家が取得したドメーヌ。
コート・ロティに所有するブドウ畑の面積10haは、当時、ギガルに次ぐ広さであった。
ボンスリーヌの名前はシラーの別名「スリーヌ(serine)」に由来する。
1984年に傘下に収めたヴィダル・フルーリィ同様、ギガルはボンスリーヌを独立したドメーヌとして存続させ、醸造責任者も引き続き、ステファン・カレルを登用。完全に吸収してしまったジャン・ルイ・グリッパやド・ヴァルーイとは戦略が異なっている。
ギガルとまったく同じ造りであれば、わざわざ独立したドメーヌにする必要はなく、発酵前の低温マセレーション(ラ・サラジーヌのみ)や、228リットルの小樽のほか650リットルのドゥミ・ミュイを熟成に用いるなど、醸造上、ギガルとの差異が見られる。樽香を抑え、果実のアロマをより強調したスタイルといえる。
コート・ロティは3種類あり、もっともスタンダードな「ラ・サラジーヌ」はコート・ブリュンヌを中心とした6つの区画を混醸。シラーに3%のヴィオニエが含まれる。新樽率80%で24ヶ月の樽熟成。
「ラ・ヴィアリエール」はドメーヌの裏手にある1haの単一区画。コート・ブリュンヌの結晶片岩土壌で、3%のヴィオニエが混ざる。新樽100%で24ヶ月の樽熟成。
「ラ・ガルド」は樹齢50年のシラーのみからなる長期熟成タイプのキュヴェ。新樽100%で36ヶ月の樽熟成だ。
ドメーヌでは1haの区画(エィゲとラ・グランド)からコンドリューも醸造。ドゥミ・ミュイの新樽による発酵で、樽熟成期間は12ヶ月。
またこれら自社畑産のワインを補完する形で、買いブドウからなるネゴスもののワインを「トラディヴァン」の名でリリースしている。
サン・ジョゼフの「レ・ゼディル」とクローズ・エルミタージュの「レ・コロナード」があり、それぞれ古樽のみを用い、24ヶ月の樽熟成が施される。