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2021年 ジョセフ グリュス リースリング V.V. 750ml フランス アルザス 白ワイン
Joseph Gruss et Fils Riesling Vieilles Vignes
白ワイン 750ml
[産 地]アルザス
[コメント]
リースリングVVは、しなやかで少し粘性を感じる触感があり、グレープフルーツの果実、レモンキャンディなどの香味に鉱物系ミネラル、少し植物系のニュアンスを感じ、ドライな味わいは、これからの季節の家飲みにも大活躍してくれます。
商品コード : 40163853 |
製造元 : Joseph Gruss et Fils |
価格 : 2,750円(税込) |
750ml |
ポイント : 27 |
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フランス
■Joseph Gruss et Fils
クレマンも見事に仕上げるアルザスの新星
ドメーヌ・グリュスはアルザスに3代続く、エギスハイム村拠点のドメーヌ。
1962年にジョゼフ・グリュスがわずか4haのブドウ畑からワイン造りを始め、息子のベルナールに受け継がれた。現在はさらにその息子のアンドレが家業を継ぎ、エギスハイム、ヴェトルスハイム、エアリスハイム、ルファックの4ヵ村に計16haのブドウ畑を所有。ワインを醸造している。
ブドウ畑の区画数はじつに42にも分かれ、標高280〜340メートルの高さに散在。当然、それぞれのテロワールは異なっている。石灰性の泥灰土や石灰性の砂岩など。栽培方法はリュット・レゾネで、自家製の堆肥を必要に応じて使用。冬は畝間にライ麦の種を蒔いて生やし、表土を柔軟に保たせている。つねに畑を観察。闇雲に薬剤を使うことはしない。処置が必要な時であっても、使用するのはもっぱら、硫黄、銅、イラ草を煎じたものという。
収穫は手摘み。選果の後、空気式圧搾機でゆっくりと搾汁。発酵にはステンレスタンクを主に使用している。からといって伝統を軽んじるものではなく、オークの大樽も用いる。自生酵母により自然発酵。ワインは澱とともに翌年3月まで熟成させ、その間にバトナージュを行う。清澄は澱引きと珪藻土による軽いろ過のみ。瓶詰めは暑い夏が来る前、果実の日で月の降りる日に好んで行っている。
所有する畑の内訳は、クレマン・ダルザス用が2.9ha、アルザスが9.85ha。アルザス・グラン・クリュはアイヒベルク(エギスハイム村)、プフェルシベルク(エギスハイム村、ヴェトルスハイム村)、ヴォルブール(ルファック村)の3つで合計3.4haになる。
アルザスやアルザス・グラン・クリュだけでなく、発泡性のクレマン・ダルザスでも、手摘み、自然発酵にこだわる、手抜きのない造り手だ。