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2012年 ボンスリーヌ コートロティ ラ ガルド 750ml フランス ローヌ 赤ワイン
Bonserine Côte Rôtie La Garde
赤ワイン 750ml
[AOC]コートロティ
[評 価]94点
The smallest production release, with roughly 300 cases made, the 2012 Côte Rôtie La Garde is 100% Syrah that sees a full 36 months in new French oak. More closed, backward and tight than the other cuvees, it reluctantly gives up firm, edgy notes of black raspberry, liquid smoke and violets. Medium to full-bodied, with firm tannin and juicy acidity, it’s in need of 4-5 years of cellaring and will have upward of two decades of longevity.
216, The Wine Advocate(30th Dec 2014)
2012年のコート・ロティ・ラ・ガルドはシラー100%で、フレンチオークの新樽で36ヶ月間熟成させたもので、約300ケースが生産された最小の生産リリースです。 他のキュヴェよりも閉鎖的で、後ろ向きで、タイトで、ブラックラズベリー、リキッドスモーク、スミレのしっかりとしたエッジの効いたノートをしぶしぶ諦めます。 ミディアムからフルボディで、しっかりとしたタンニンとジューシーな酸味があり、4〜5年のセラーリングが必要で、20年以上の寿命があります。(直訳)
[輸入元コメント]
コート・ブロンド、コート・ブリュンヌ、ムートンヌの区画から、最高のブドウのみ厳選して造られるスペシャルキュヴェ。恵まれなかった年には造らない。色調は濃厚で深みがあり、香りは複雑。グリオット、ブラックベリー、スミレに、香ばしい焙煎香。肉感的でボリュームがあると同時に、骨格はしっかり。パワフルだがエレガンスも感じられる。アフターの余韻はすこぶる長い。
商品コード : 40169019 |
製造元 : Bonserine |
価格 : 10,780円(税込) |
750ml |
ポイント : 107 |
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フランス
ギガル傘下ながらスタイルを異にするコート・ロティのドメーヌ
ボンスリーヌは2006年、北部ローヌのスペシャリストであるギガル家が取得したドメーヌ。
コート・ロティに所有するブドウ畑の面積10haは、当時、ギガルに次ぐ広さであった。
ボンスリーヌの名前はシラーの別名「スリーヌ(serine)」に由来する。
1984年に傘下に収めたヴィダル・フルーリィ同様、ギガルはボンスリーヌを独立したドメーヌとして存続させ、醸造責任者も引き続き、ステファン・カレルを登用。完全に吸収してしまったジャン・ルイ・グリッパやド・ヴァルーイとは戦略が異なっている。
ギガルとまったく同じ造りであれば、わざわざ独立したドメーヌにする必要はなく、発酵前の低温マセレーション(ラ・サラジーヌのみ)や、228リットルの小樽のほか650リットルのドゥミ・ミュイを熟成に用いるなど、醸造上、ギガルとの差異が見られる。樽香を抑え、果実のアロマをより強調したスタイルといえる。
コート・ロティは3種類あり、もっともスタンダードな「ラ・サラジーヌ」はコート・ブリュンヌを中心とした6つの区画を混醸。シラーに3%のヴィオニエが含まれる。新樽率80%で24ヶ月の樽熟成。
「ラ・ヴィアリエール」はドメーヌの裏手にある1haの単一区画。コート・ブリュンヌの結晶片岩土壌で、3%のヴィオニエが混ざる。新樽100%で24ヶ月の樽熟成。
「ラ・ガルド」は樹齢50年のシラーのみからなる長期熟成タイプのキュヴェ。新樽100%で36ヶ月の樽熟成だ。
ドメーヌでは1haの区画(エィゲとラ・グランド)からコンドリューも醸造。ドゥミ・ミュイの新樽による発酵で、樽熟成期間は12ヶ月。
またこれら自社畑産のワインを補完する形で、買いブドウからなるネゴスもののワインを「トラディヴァン」の名でリリースしている。
サン・ジョゼフの「レ・ゼディル」とクローズ・エルミタージュの「レ・コロナード」があり、それぞれ古樽のみを用い、24ヶ月の樽熟成が施される。