トップ > 造り手別 > マ行 > メゾン ベルトラン アンブロワーズ > 2020年 ベルトラン アンブロワーズ ニュイサンジョルジュ レ ヴォークラン 750ml フランス 赤ワイン
2020年 ベルトラン アンブロワーズ ニュイサンジョルジュ レ ヴォークラン 750ml フランス 赤ワイン
Bertrand Ambroise Nuits Saint Georges 1er Cru Les Vaucrains
赤ワイン 750ml
[AOC]ニュイサンジョルジュ 1級畑
[輸入元コメント]
若い時は赤い野の果実を思わせ、年数が経つと土の香り(スーボワ)や皮のニュアンスが出てくる。このワインを十分に堪能するには、4〜5年待って欲しい。味のしっかりとしたジビエタイプの肉がお勧め。エポワスやラングルのようなウォッシュタイプのチーズも良い。
商品コード : 40172712 |
製造元 : Bertrand Ambroise |
価格 : 15,400円(税込) |
750ml |
ポイント : 154 |
|
フランス
樽香を抑え、より洗練度を増したプルモー・プリセの重鎮
メゾン・アンブロワーズは1987年にプルモー・プリセに設立された。
当主のベルトラン・アンブロワーズはリヨンの出身で、ブドウ栽培やワイン醸造とは無縁の家柄だった。教師の勧めでボーヌの醸造学校に入学。ワイン造りを学んだ後、外国で暮らそうと考えていたが、そこで知りあった女性が妻のマルティーヌ。義父の跡を継ぐ形で、このメゾン・アンブロワーズを興したという。
新参者ながら、プルモーの村議を20年、村長を7年務めた人格者である。
今日、17haの畑をビオロジックで栽培し、2013年にエコセールの認証を取得予定。ドメーヌではなくメゾンなのはネゴシアンだからだが、実際のところ、現在、買いブドウによって造られているのはラドワ1級のグレションとムルソー1級のポリュゾのふたつのみ。10年前までは全体の3分の1がネゴスだったが、徐々に自社畑産に絞り込み、今日のラインナップに落ち着いた。
かつてアンブロワーズのワインは樽香の強さで賛否を分けたが、現在は樽の大きさを400リットルの特注サイズにし、樽の影響を抑える傾向にある。
例えば白の場合、ラドワ1級グレションで70%、ムルソー1級ポリュゾ、ニュイ・サン・ジョルジュ1級テール・ブランシュで100%という高い新樽率にもかかわらず、スモーキーさは上品で、かつてのカリフォルニア産シャルドネのようなオーバーオーキーな印象がなくなったのは大きな進歩といえるだろう。
一方、果実味の凝縮感に溢れるスタイルは従来どおり。樽香が抑えられたことによって、よりピュアなフルーツを堪能できる。
長女のリュディヴィーヌ、長男のフランソワがベルトランを支えるようになり、次世代へのバトンの受け渡しも進んでいる。
一部の親しみやすいワインに、開けやすく飲み残しの保存もしやすいスクリューキャップを導入。新しい試みにも果敢に挑戦している。