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2020年 ジョブロ ジヴリー マドモワゼル ブラン 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン
Domaine JOBLOT Givry 1er Cru Mademoiselle Blanc
白ワイン 750ml
[AOC]ジヴリー 1級畑
[輸入元コメント]
2016年から造ったアッサンブラージュのキュヴェ。自社畑のセルヴォワジーヌと、アン・ヴォーのそれぞれ古木の区画の葡萄を使用。収穫時からアッサンブラージュして発酵する。白の発酵はすべて樽発酵だが、発酵が始まるまではタンクに置く。発酵が始まった時点でタンクから樽に移し、発酵が止まってしまうリスクをヘッジする。新樽比率はやや高く60%、残り40%は1年樽。強い濃縮味のある果実味に強いアカシアを思わせるような白い花を思わせるアロマが立ち上がる。口中では蜂蜜のような濃厚さも兼ね備え、一段上の複雑味がある。
商品コード : 40174007 |
製造元 : Joblot |
価格 : 6,446円(税込) |
750ml |
ポイント : 64 |
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フランス
コート・シャロネーズとは思えぬ濃密さと力強さ
コート・シャロネーズにおける銘醸地のタイトルを、小さいながらもメルキュレイと争うジヴリー。そのトップドメーヌがジョブロである。
ドメーヌが所有するブドウ畑の総面積は14haほど。
すべてジヴリーのアペラシオンにあり、1級畑はセリエ・オー・モワンヌの赤(2.14ha)、セルヴォワジーヌの赤(2.80ha)と白(0.65ha)、マロールの赤(2.48ha)、ボワ・シュヴォーの赤(1.23ha)、それから2011年より1級に昇格したアン・ヴォーの白(1.75ha)。
村名畑はピエ・ド・ショームの赤(0.57ha)と白(0.73ha)だ。
現在、ドメーヌでワイン醸造に従事するのはジャン・マルク・ジョブロ。
1986年生まれの娘、ジュリエットも大学で醸造学を修め、ディプロマを取得。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティや南アのワイナリーで研修をした後ドメーヌに戻り、今では父の仕事を手伝っている。
このドメーヌの特徴は、白で45%、赤で60%という、ジヴリーでは珍しいほど高い新樽率にある。
もちろん無闇に新樽を使っているわけではなく、それに十分耐え得る濃縮度のブドウを収穫しているから可能なこと。樽工房はサン・ロマンのフランソワ・フレールである。
ジョブロのワインのポイントは、「豊かな果実味、余韻の長さ、複雑さ」の3点とジャン・マルクは言っており、出来上がったワインは、赤白いずれもそのポリシーに忠実な仕上がりを見せる。
赤ワインは100%除梗のうえ、5日間の低温マセレーション。ステンレスタンクでアルコール発酵を行い、週2回のピジャージュ。後半はピジャージュの頻度を週3回に増やす。樽熟成期間は12ヶ月。
白ワインは意外にもバトナージュなし。にもかかわらず、グラの感じられるリッチな風味である。
コート・ドールのワインすらひれ伏すほどの濃密さと力強さを備えたドメーヌ・ジョブロのジヴリー。
ブラインド試飲のサプライズには、最高のアイテムに違いない。