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2018年 シャトーヌフ デュ パプ シャトー ド ナリス ルージュ 750ml フランス ローヌ 赤ワイン
Chateauneuf du Pape Chateau de Nalys Rouge
赤ワイン 750ml
[AOC]シャトーヌフ デュ パプ
[評 価]94-96点
The best offering from this property I can remember, the 2018 Chateauneuf du Pape Grand Vin leads with knockout aromas of garrigue, raspberries and stone fruit. It's full-bodied, loaded with explosive levels of fruit that buffer the silky tannins, and includes a vivid sense of tension that gives the finish drive and length.
Issue 244 End of August 2019, The Wine Advocate(31st Aug 2019)
[輸入元コメント]
「ラ・クロー」の畑のぶどうが主体で平均樹齢40年。グルナッシュが主体でシラーも大きな役割を担っている。その他に、ムールヴェードル、クノワーズ、ヴァカレーズもブレンド。3分の1は大樽で18か月熟成させており、中樽、小樽も使用している。大変濃い色合い。スパイシーなアロマ。ボリューム感があり、豊かな味わい。タンニンのストラクチャーがしっかりとしており、余韻は長い。
商品コード : 40169085 |
製造元 : Chateau de Nalys |
価格 : 13,200円(税込) |
750ml |
ポイント : 132 |
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フランス
ギガルの心を掴んだシャトーヌフ・デュ・パプ
4世紀続く老舗メゾン
ギガルが長年の夢だったシャトーヌフ・デュ・パプの獲得を遂に実現した。
シャトー・ド・ナリスは、16世紀終わりの土地台帳に既に記載があることから、シャトーヌフ・デュ・パプで最も古くからの畑の所有者のひとつとされている。
シャトーヌフ・デュ・パプ村とアヴィニョン教皇庁に面したアペラシオンの中心に位置し、特別なワイン造りの環境を享受している。シャトー・ド・ナリスの名は最初の畑の開墾者、アヴィニョンの 大司教区の農場主、ジャック・ナリ(Jacques Nalis)に由来する。
1633年に、ナリが土地とブドウ畑に囲まれた農場施設の経営を託されたことがドメーヌの始まりで、ナリ一族はフランス革命までワイン造りを行っていた。
その後、シャトーヌフ・デュ・パプでそれから7世代続くことになる一族に売却されるが、この一族の最後の所有者で、最も有名な人物がフィリップ・デュファイ医師(Dr.PhilippeDufays)だ。第二次世界大戦中にこの土地にやって来てナリスの跡継ぎの女性と 結婚し、“ドクター”と呼ばれた彼は、情熱を持ってワイン造りに取り組み、彼の全ての知識と財産をこのドメーヌに注いだ。約20年かけてナリスを発展させ、土地は2倍に、販売は海外にまで広げた。
1975年、彼の跡継ぎの息子が事故により亡くなった後、デュファイ医師はナリスを手放す決心をし、保険会社のグルーパマ(Groupama)へ売却する。
そして、2017年、ギガルファミリーがこの並はずれたテロワールと輝かしい歴史を持つシャトー・ド・ナリスに魅了され、ナリスはギガルの傘下へ入ることとなる。
現在、畑は合計60ha。シャトーヌフ・デュ・パプの名高い13種類の品種が、もともと所有していた畑〈ナリス〉の他に、〈ル・ボワ・セネシャル〉と〈ラ・クロー〉の3つの区画で大切に育てられている。
後者2か所はいずれも「ガレ」という名で知られる大きな丸石が積み重なったこの地域ならではの土壌である。特に「ラ・クロー」はシャトーヌフ・デュ・パプ最上の畑として知られている。
ブドウは、各区画の特別なテロワールから造られ、長い年月をかけて考え抜かれた栽培方法により、畑の管理から徹底したケアが行われている。
スタンダード・キュヴェの「サント・ピエール」赤・白、プレステージ・キュヴェの「シャトー・ド・ナリス」赤・白があり、「サント・ピエール」は若さを楽しむ、バランスのよい酸をもつフレッシュなスタイルで、「シャトー・ド・ナリス」は熟成を楽しむ。
ギガルは、1946年の創立以来、エティエンヌ・ギガルが長年探し求めていたシャトーヌフ・デュ・パプをようやく手に入れることを可能にした。ナリスのテロワールは、エティエンヌの息子マルセル、そして孫のフィリップ・ギガルの心を掴む。
この歴史あるアペラシオンを迎えることで、遂に3世代の夢を実現させたのだ。