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2018年 ジャック フレデリック ミュニエ ニュイサンジョルジュ クロ ド ラ マレシャル ルージュ 750ml フランス
Domaine Jacques Frédéric Mugnier Nuits Saint Georges 1er Cru Clos de La Maréchale
赤ワイン 750ml
[AOC]ニュイサンジョルジュ 1級畑
[評 価]89?点
From bottle, the 2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos de la Maréchale is still marked by the extremes of the vintage. It offers up attractive aromas of cassis, cherries, rose petals and violets, but it's rich, firm and rather heady on the palate, bearing the stamp of the two hailstorms that struck this site. Mugnier wonders if it might evolve like his 1991, so perhaps time will be kind to it.
January 2021 Week 2, The Wine Advocate(15th Jan 2021)
[輸入元のコメント]
1902年以来、ミュニエのモノポール。ただし、2003年まではフェヴレイに貸し出されていた。ミュニエの手に戻ってからワインのスタイルは大きく変わり、ニュイの南部クリマに見られるような武骨さはなく、しなやかでエレガントなワインとなっている。ラズベリーの果実香に、スミレのようなフローラルさが加わり、口中ではギスギスしたタンニンは感じられない。
商品コード : 40160380 |
製造元 : J.F.Mugnier |
価格 : 15,620円(税込) |
750ml |
ポイント : 156 |
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フランス
■Jacques Frederic Mugnier ジャック フレデリック ミュニエ
大人気のジャック フレデリック ミュニエ
ミュニエ家初のヴィニュロンによる 一貫したエレガントな造り
現当主のフレデリック・ミュニエがシャンボール・ミュジニーに帰ってきたのは1985年、30歳の時だった。
スイスで生まれ、石油関連のエンジニアとして世界を飛び回り、定期便のパイロットとしても活躍した。
「まったく違う生き方をしてみたかった」とフレデリックはいう。
ドメーヌが所有する珠玉のクリマは1889年、リキュールメーカーを経営していた曽祖父のフレデリックが、モレ・モンジュ家から購入したものだ。
ミュジニー(1.13ha)、ボンヌ・マール(0.36ha)、シャンボール・ミュジニー1級レザムルーズ(0.53ha)、ニュイ・サン・ジョルジュ1級クロ・ド・ラ・マレシャル(9.55haのモノポール)……。
しかし、父の代まではワイン造りに直接関与せず、これらの畑はすべて他の造り手に貸し出されていた。その契約が85年に切れるのを機に、フレデリックはワインの世界に身を投じる決意を固めたのである。
ボーヌの醸造学校でワイン造りの基礎を学び、隣人のクリストフ・ルーミエやヴォルネイのミシェル・ラファルジュに指導を仰いだ。
ブドウ栽培はビオロジックに限りなく近く、除草剤、殺虫剤の散布はなし。必要に応じてベト病対策の薬品をわずかにスプレーするのみという。
除梗は100%。低温マセレーションはせず、木桶とステンレスタンクを併用して醸造を行う。木桶のほうが優っているという意識はなく、純粋に量的な問題で使い分けている。
樽熟成期間はおよそ17ヶ月。新樽の割合はどのアペラシオンでも15〜20%と比較的少ない。
このような造りから、さほど色の濃度は抑えられ、口当たり柔らかく、シルキーな喉越しのワインが生まれる。
いかにもシャンボール・ミュジニーという風情の仕上がりに、誰しも頬を緩ませるだろう。
面白いことに、この傾向はニュイ・サン・ジョルジュのクロ・ド・ラ・マレシャルでも変わらない。
このミュニエが全面積を所有するモノポールのクリマは、2003年まで50年にわたりフェヴレに貸し出されていたものだ。ようやくその契約が切れ、2004年からミュニエが栽培・醸造している。
フェヴレ時代のクロ・ド・ラ・マレシャルは、まだ長期熟成型を標榜する先代の造りだったことも手伝い、いかにも怒り肩のワインだった。
しかし、ミュニエ時代になってからは、これが本当に同じクリマかと訝るほど、エレガントなワインへと変貌している。
また、フレデリックはクロの最北部にあるピノ・ノワールに、その根を残したままシャルドネの穂木を刺し、2005年ヴィンテージよりクロ・ド・ラ・マレシャルの白を復活させている。
香り高く、デリケートでエレガント。ミュニエのワインは一本筋が通っている。