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2016年 ジョルジュ ミュニュレ ジブール リュショット シャンベルタン 750ml フランス 赤ワイン
Domaine Georges Mugneret Gibourg Ruchottes Chambertin Grand Cru
赤ワイン 750ml
[AOC]リュショット シャンベルタン 特級畑
[評 価]95点
The 2016 Ruchottes-Chambertin Grand Cru was also showing very well indeed from bottle, revealing a lovely bouquet of wild berries, spicy forest floor, dark chocolate and wild rose. On the palate, the wine is full-bodied, deep and satiny, with an elegantly textural attack, a bright core of fruit and a bright line of animating acidity, concluding with a mineral finish. Having escaped the year's frosts, this was cropped at more normal yields than the Clos Vougeot and Echezeaux, so it's no surprise it is more charming but less concentrated than those two special wines.
Interim January 2019 Week 1, The Wine Advocate(5th Jan 2019)
[輸入元のコメント]
アンリ・ジャイエはミュニュレ・ジブールのリュショットを飲み、「ヴォーヌ仕立てのシャンベルタン」と喩えたという。コンブ・ラヴォーの下に位置し、土壌は痩せ、石ころの転がる畑。ラズベリーやダークチェリーのアロマに甘草のスパイシーさ。タイトなボディがフィネスを生み、キメ細かなタンニンが力強さを感じさせる。
商品コード : 40166157 |
製造元 : Georges Mugneret Gibourg |
価格 : 99,000円(税込) |
750ml |
ポイント : 990 |
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フランス
ふたりの姉妹が紡ぎ出す官能的なしなやかさ
ミュニュレ・ジブールとジョルジュ・ミュニュレがひとつにまとまり、2009年ヴィンテージからジョルジュ・ミュニュレ・ジブールとなった。
前者は現当主マリー・クリスティーヌとマリー・アンドレの姉妹の祖父母が所有していた畑、後者は父ジョルジュ・ミュニュレが自身で広げた畑から構成されるドメーヌで、それまではラベルの意匠は変えず、ドメーヌ名のみ異なっていた。
ジョルジュ・ミュニュレの本職は眼科医だったが、長い闘病の末、1988年に没。ディジョンで薬剤師をしていたマリー・クリスティーヌがドメーヌに戻り、続いて大学で醸造学を学んでいたマリー・アンドレが1992年に加わった。現在、マリー・クリスティーヌがおもに栽培を、マリー・アンドレがおもに醸造を担当している。
所有する畑はジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュと広範囲におよび、今でも旧ミュニュレ・ジブールの畑はファブリス・ヴィゴやパスカル・ミュニュレなど優秀な小作人に折半耕作の形で貸し出されている。
またフレデリック・エスモナンのアンドレ・エスモナンの話では、特級リュショット・シャンベルタンの畑はヴォーヌ・ロマネから遠いため、彼らが代わって栽培作業をしているそうだ。
ブドウは収穫後、選果台で厳しく選別され、100%の除梗。4〜5日の低温マセレーションの後、アルコール発酵。必要以上の抽出は望まないのが姉妹のポリシーだ。
トータルで14〜20日のキュヴェゾンの後、樽詰め。新樽の比率は村名で30%、1級畑で40〜45%、特級で70%。樽熟期間は18ヶ月である。
女性の手になるからではないだろうが、ワインはじつにエレガントな造りで、堅牢なリュショット・シャンベルタンですらしなやかさが感じられる。
このドメーヌのリュショットを飲んだ故アンリ・ジャイエは、「ヴォーヌ・ロマネ村のリュショット」と表現したという。
エシェゾーはもっとも標高の高いルージュ・デュ・バと低地のカルティエ・ド・ニュイからなる。 小作人もそれぞれ異なり、性格を異にするふたつのクリマがアッサンブラージュされることにより、複雑でかつバランスのとれたエシェゾーを生む。
じつのところ、もっともお値打ちなワインはブルゴーニュ・ルージュ。リュティニエールというヴォーヌ・ロマネの南東に位置するこの区画は、AOCが出来る前は村名ヴォーヌ・ロマネと見なされていた。
なお、畑名のないジュブレ・シャンベルタン1級はリュショット・シャンベルタンの若木から造られるワインだが、樹も十分に育ったため2012年から本来のリュショット・シャンベルタンとなる予定である。